2011/10/10

伊豆断食ウィーク・2日目:赤沢スパへ


目覚めたら0時頃。昨夜は9時頃に眠くなってそのままベッドに入ったので3時間ほど寝たことになる。短時間だがよく眠れた感じ。仕事を進めておきたかったのでまた眠くなるまで起きておくことにする。空腹感はそれほどでもない。

仕事の能率には特にいつもと変化はないみたい。面白いのが、ちょっと休憩のときに息抜きにスマホでやる、ただひたらすらバスケットボールを投げるだけのゲームでやたらと高得点が出ること。こんなことに断食効果が出ても仕方ないけど。

朝7時45分に館内放送が入る。8時から「練功十八法」という朝の体操。これは自由参加で、今日は自分を含めて5人の入所者がジムスペースに集まってきた。太極拳的ストレッチ運動を15分ほど行う。体が伸びてすっきりした気分になる。自室に戻って仕事の続きをする。今日は9時から物療なのでそれまでにできる短い仕事をサクッと済ませる。

今日の物療は、ローリングベッド(マッサージチェアのベッド版)、赤外線治療器(足腰に赤外線を当てて断食中のエネルギー不足を補う)、磁気シャワー(血行促進)、ホットパック、西式健康機(金魚運動やロープを使った足腕のほぐしなど)。全部でたっぷり2時間。基本的にどれもベッドに横になって体を任せるだけ、半分眠ったような至福のひとときを過ごす。物療は時間に余裕のある断食期間中になるべく済ませておくようになっている。終了後、今日の分の酵母液を新しく一瓶受け取る。

昨夜は結局あまり眠っていないけど、物療中にほぼ睡眠状態だったのでわりと爽快。午後1時で仕事に一区切りつけて赤沢スパに向かう。車で5分ほどのところにDHCが経営する複合温泉施設があり、このスパは海洋深層水を温めた温水プールを中心としたもの。この他に赤沢日帰り温泉館もあるが、断食中はお風呂に長く入らないように、とのことなので軽い運動ができるスパに今日は行ってみる。水着を借り、2時間後に始まるマッサージを予約していざプールへ。泳ぐためのものではなく、水流に逆らって進むゾーンやさまざまなジェット噴射などがプールに配置されていて、順路通りに一周約20分のコースを歩くと良い感じに負荷のかかる運動ができる仕組みになっている。適度な運動が断食効果を上げると聞いているのでけっこう真面目に歩く。サウナで汗を流したりデッキチェアで休憩したり、また歩いたり、であっという間にマッサージの時間になる。昨日今日と物療を受けているので体が楽な気がしていたけど、やはり揉んでもらうと肩と背中のコリが相当しつこいことがわかる。

夕方5時、無料送迎バスで駅まで一旦戻りタクシーで断食施設に帰る。今日もお風呂は貸し切り状態でのんびりつかる。風呂上がりの酵素液が美味しい。2日目の夜を迎えたけれど体調は悪くない。めまいや吐き気もしないし、物療やマッサージのときに短く深く眠っているからか、倦怠感もなく空腹感もあまり気にならない。補食が始まった日の昼間が一番つらいらしいので断食期間のほうが楽なのかも。だから自己流の断食は難しいということだろう。