2011/09/23

BenQ R100

ここ数日で急に涼しくなったせいか、仕事がはかどって嬉しい。朝3時頃起きて仕事を始め、朝のうちにペースがつかめると良い感じに一日が進む。夜11時頃にヘトヘトになって横になると寝付きも良いし。

大口の仕事をいただき(深謝>クライアント様)、半年ほど一杯一杯の状態が続いてしんどい毎日だったが、何がしんどいかと言うとなかなか集中モードに入れない、"in the zone"になれないこと。そのあたりをセルフコントロールするのが個人事業の基本だけど酷暑の夏はなかなかこれが難しい。ここへ来てようやく終わりも見えてきて良い流れがつかめた実感があるので、納品が済んでもこの感覚を維持したい。

仕事柄、大量の資料を日常的に読まなければならない。最近は500~600ページクラスの資料も多く、ノートPCでは外出先や移動中のすき間時間に手軽に取り出して読むのが難しい。ということで、とりあえずOfficeファイル(ppt, doc, xls)とPDFファイルが読める安いタブレットPCを探したところ、スペックと値段のバランス的に良さそうなのが見つかった。

BenQ R100

いわゆる中華パッドの類になるのかな、BenQではタブレットPCというより電子書籍リーダーとして売り出しているよう。発売時には3万円台後半だったようだけど実勢価格が2万円を切っていたので即購入。

【短所】
・重い
手に取ってまず、「わ、重っ!」という重量感。720gってわりと手首に負担かかるのね。でも、iPadもそんなに軽くないらしい(いつもお世話になっているIT-savvyな美容師さん曰く)。喫茶店なんかで読むときには、テーブルに置くと真上からのぞき込まないといけないので、下におしぼりを畳んでちょっと斜めにしたりしている。

・マルチタッチ非対応
拡大するにはスライドバーでフォントサイズを大きくするか、プラスマイナスのボタンを使うかになる(アプリによって異なる)。分かっていたことだけど、マルチタッチで直感的に使えるスマートフォンとはずいぶん違ってイライラさせられる。

・電子書籍リーダーアプリがイマイチ
とりあえずA4サイズのPDFがめちゃくちゃ読みづらい。縦長にして拡大すると中途半端に縦半分くらいしか画面に映らないので、しょっちゅう右左にスクロールしなければならず、その加減を誤ると次ページに飛んでしまったり、なんとも使いにくい。横長にするとなぜかほとんど拡大できず、視力検査の2.0くらいの極小文字になってしまい読めない。

【長所】
・大画面
10.1インチワイドで、文字を読んでいてストレスのないサイズ。

・長持ちバッテリー
充電をあまり意識しないくらい。スマートフォンと比べると段違いに長持ち。

・ThinkFreeOffice
Microsoft Office互換のソフトで、閲覧だけでなく編集や作成も可能。ほぼ読むためにしか使わないけど、編集できるに越したことはない。スムーズにかなり大きく拡大できるので、PPTやPDFを読むのはこちらが断然使いやすい。

・無線LAN対応
メールとWebブラウジングだけの人ならこれ一台で十分では?

文句を言えばキリがないけど、2万円しなかったのでOK範囲かなと思っている。元が取れるようにせいぜい頑張って資料を読むことにしよう。電子書籍リーダーも、EPUBやEBIなんかの電子書籍フォーマットだと読みやすいのかもしれない。